元カレ指揮 Ensemble14 第23回演奏会に行きました

Mezzo　ねこねんね 記

2月8日(日)、紀尾井ホールでわれらが元カレ、辻先生のご指導なさるEnsemble14さんの演奏会を聴かせていただきました。
指揮はもちろん辻先生です。

冷たい雨の降る中、開場20分前にホールに着くとすでに傘をさし白い息を吐いて開場を待つ人たちの長い列がありました。

こんなお天気でも早くからたくさんの人が並ばれるのね…と、辻先生とEnsemble14さんの人気に感心しながら待っているとやがて列は中へ。
演奏曲はバッハのカンタータで合唱と独唱の混在する華やかな曲です。

舞台でにこやかに挨拶なさる辻先生の懐かしい笑顔に、なんだかうれしくなりました。

演奏曲は技術を求められる難しい曲でしたが、正確な音程と豊かな表情を持つバランスのよい合唱と団員さんが入れ替わり立ち代りで歌う個性あふれる独唱で楽しく聴かせていただきました。

管弦楽の演奏もきれいで申し分ない演奏会でしたが、何よりも雲の切れ間から降る光のように澄んだ穏やかな音色の合唱に魅了されました。

パンフレットを拝見するとEnsemble14さんは、1998年の結成当初より辻先生のご指導のもとで研鑽を重ねていらしたとのこと。
先生のご指導の確かさをあらためて感じた演奏でした。

演奏会が終わって外に出ると雨は上がりほのかに明るい空でした。
厳寒のさなかに気持ちの暖かくなるひとときをくださった辻先生、Ensemble14のみなさん、
ありがとうございました